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家事の悩み相談室

家事が苦手な人が家事を好きになる方法

がんばる女性を応援し、お客様感動度120%を目指す家事代行のベアーズです。

「家事は苦手!」と自覚している方はけっこういらっしゃるのではないでしょうか。ドラマや映画などでも仕事はバリバリ!でも家事は…という女性主人公が定番になってきているように感じます。ドラマは世相を反映するものなので、実際にもそのような現象は起っているのでしょう。しかし家事は一生続くもの。程度の差こそあるけれど、今日を明日に繋げる大切な行為でもあるので、できることならストレスなく付き合いたいものですよね。

そこで今回は、家事は苦手と自覚している方が少しでも家事を好きになるようなヒントをいくつかお話ししたいと思います。

苦手意識がもっとも高い家事とは?

ベアーズとしての見解では、苦手意識が高い家事ナンバーワンとして「片付け」があります。今の時代、料理に関しては外食や中食など選択の幅は多くありますが、日々の生活空間の片づけは、それこそ家事代行でも利用しない限り自分で行わなければならないもの。その片付けが苦手というのは致命的ですよね。片付けとは恐ろしいもので「後でやるからいいか」「まとめてやればいいや」などという心の甘えが積み重なり、気付いたら取り返しのつかないことになってしまうものです。そうならならないためにも、片付けの“根”が進行しないうちに手を打つか、その“根”を絶やすなど手遅れになる前に何らかの対策をとらなくてはなりません。

どうやって苦手な家事を克服するの?

引き続き片付けを例にとってお話を進めさせていただきます。片付けに限らず、家事全般は技術的に難しいものではありません。もちろん高みを目指して極めることもできますが、毎日の生活を滞りなく送るという目的であれば、誰にでもある程度はできるものなのです。そう、まずはこの「家事は決して難しいものではない」という発想を持つことが大事ですね。

そして次に家事に自ら歩み寄ることです。抽象的な話が続きますが、苦手=できないということでは決してありません。誰だってできるのであれば、やり方を知らないだけとも言えます。苦手と自覚しているのであれば、次の思考のステップとしては「どうすればいいの?」に切り替えましょう。逃げずに歩み寄る。この姿勢こそが苦手克服に必要なのです。

ではどのように歩み寄るか。それは片付けたことによって起る様々な効果をできるだけ細かく想像するのが良いかと思います。探し物がすぐに見つかり朝のバタバタがなくなる、床でのびのびストレッチができる、躊躇なく人を招くことができるなど、家が片付くと可能になることがいくらでもあるのです。そして何より片付けたことによって喜ぶ人がいることを忘れないで下さい。それは家族かもしれないですし、あるいは自分自身でもいいのです。喜ぶ顔が見たいから頑張るというのは極めて自然な動機ではないでしょうか。

家事を好きになると何が変わる?

「家事ができるようになる」ではなく「家事が好きになる」。この2つの違いは大きいです。何が最大の違いかと言えば、そこに心がきちんと入っているかどうかです。好きになるというのは気持ちの問題であり、感情こそが最大の原動力。家事を好きになると、何よりも自分自身が毎日楽しくなるのではないでしょうか。

好き嫌いに関わらず、家事は避けて通ることができない行為です。どうせやるなら創意工夫をして楽しんだ方がいい。そして、家事がきちんとできていることによって喜ぶ人がいるというのも心が入るかどうかの重要なポイントです。家をより快適に、そして生活をもっと豊かに…そうなった時に喜ぶ人がいると知っているだけで家事は楽しくなるはずです。

また、部屋はその人の頭の中の表れとも言えます。部屋が散らかっているということは、頭の中も整理されてない可能性があります。仕事、家庭、人間関係などがごちゃごちゃしていませんか。逆に言うと、部屋が散らかっているから自分を取り巻くまく状況も乱雑になっているのかもしれません。すっきりと片付いた空間で過ごすことによって、人間関係もスムーズにいくようになるかもしれません。家事を好きなることでもたらされる恩恵は、意外なところにもあるのですね。

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苦手な家事を好きになる方法について、具体的なテクニックやノウハウではなく、考え方や気持ちのお話をさせていただきました。しかし、この考え方や気持ちの部分は私たちベアーズが最も大切にしている部分でもあります。

私たちは「お客様の感動度120%を目指す」と謳っております。満足度ではなく感動度。

形を整えるだけの家事ではなく、そこに住む人の生活を想像しながら心を込めて手を動かす。「こうやったら喜ぶかな」「これができていたら助かるかな」など、誰かのための家事として私たちは活動しています。家事を好きなることは、身近な人に対する愛情の表れではないでしょうか。