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家事の悩み相談室

オンラインで学ぶ家事教室!どんなスキルが身につく?

がんばる女性を応援し、お客様感動度120%を目指す家事代行のベアーズです。

コロナ禍ですっかり増えたおうち時間。本格的な寒さの到来も相まって、この先しばらくは自宅にいる機会が多くなりそうですね。しかしこれは自分磨きのチャンスです!昨今ではこのおうち時間を利用して資格の取得に励む方が増えているそうで、今やおうち時間=学びの時間という構図が一部ではできあがっているそう。オンライン講座の種類も豊富で、学びを選ぶだけでワクワクした気持ちになってしまいますよね。

そこで今回ご紹介したいのは、ベアーズが開講している「家事大学」のオンライン講座です。家事を学ぶための講座としてこれまでは対面式とオンラインの両方を展開しておりましたが、オンラインの需要が急激に伸びたことにより、内容の一部をリニューアルして現在ではWEB講座に統一しています。いったいどんなことを学ぶの?対面とオンラインの違いは?これらの疑問にお答えすべく、家事大学のオンライン講座について詳しくお話したいと思います。

オンラインで学ぶ「家事」。どんなことを勉強するの?

家事大学で開講している講座は2種類あり、家事研究家2級資格と家事研究家1級資格にわかれています。2級資格の講座は、「掃除学」「洗濯学」「居住空間学」「家事スケジュール管理」で構成され、家事の基礎をしっかり習得することで面倒や手間がかかると考えられがちな家事を効率的に手際よく行える方法を身に付けます。

1級資格の講座は2級資格講座合格者を対象に、より専門的に家事を深めたい方に向けた講座です。前半は「掃除学」「洗濯学」、後半は「食卓学」「居住空間学」から構成されています。

家事を学ぶと聞くと、家事の細かいテクニックやノウハウなどを実践と共に学ぶようなイメージを持つかもしれません。しかし、家事大学ではこれら行為としての家事だけではなく、その行為一つ一つの意味や価値などを紐解いて見解を深めます。毎日漠然と(あるいは渋々?)やっていた家事が「そうか、こういうことだったんだ!」とわけがわかり、より一層ポジティブに家事に取り組むことができるようになる。これらをもたらすのも家事大学の学びです。

どんな人が学んでいるの?

受講生の傾向は、ここ数年で少しばかり変化しました。以前はご自身で家事のビジネスを始めようとしている方や、すでにビジネスとして展開していてさらなるスキルアップを目指す方など、何らかの形で家事がお仕事に関係している方の受講が多かった印象です。しかし近年では「日常を少しでも豊かにして、生活の質を向上させたい」とのことから、主婦の方やリモートワークが常態化した未婚の女性などの受講が増えてきているようです。若い方では20代もいらっしゃって、家事に対する意識が広い年齢層で高まっていることが伺えます。

そして意外なことに「もともと家事は苦手!」という方よりも、「家事が得意だから、もっと極めたい!」という方が積極的に受講されているそう。家事というものは奥が深く、終わりもなければ完成形もないものです。家事に対してどんなに豊富な知識と経験を持っていたとしても、まだまだ新しい発見はあるはず。家事大学で学び、ベアーズ流の新たな視点を獲得することはきっと貴重な体験となるでしょう。

「家事」を学ぶ時に、オンラインと対面では何が違う?

コロナ禍では実に多くの活動がオンライン化されました。仕事、学び、娯楽など幅広い活動がオンライン上で展開されています。これらの中には対面でしかできないこともありますが、逆にオンラインでしかできないこともあり、一部では対面以上の良質な学びがオンラインで実現されている状況なのです。

家事大学の学びについても同様のことが言えます。家事大学の学びは既にお伝えしているように実践的なテクニックよりも、一つ一つの家事の意味や価値、必要性、その効果などを紐解いていくものです。理論と言うと堅苦しいですが、その学びは家事の本質に迫るものなので、講座内容を熟考し、反芻することで確実に学びを身に付けていきます。

オンライン講座の利点のひとつとして、繰り返し受講できるという点があります。一回受講しただけではピンとこなかった部分を繰り返し見て、学びを体得していくのはオンラインならではのやり方と言えるでしょう。時間と場所にとらわれずに効率よく自分のペースで学べるオンライン形式は、忙しい方にとってはぴったりなスタイルですね。

「家事」を学んで身につくスキルは?

「家事」を学ぶことによって身に付くスキルについては、いくつかの観点からお話ができます。

まずは技術面。家事にはテクニックというより、ちょっとしたコツのようなものがあります。なかなか落ちない汚れ、料理の味の決め手、洗濯のひと工夫など、決して難しい技術を必要とするわけではなく、コツさえつかめば驚くほど改善される家事もあります。家事大学の学びでは、まさにこの“家事のコツ”とも言えるスキルを身につけることができます。

次に計画面。掃除、洗濯、料理など個別に家事のコツを掴んでレベルが上がったとしても、生活の中ではこれらが同時進行するのが常です。そして家事だけに専念できるというものでもないので、仕事や子供の学校のことなども加わり、生活は諸要素によって所狭しと埋め尽くされてしまっているのです。そのような中では、いかに計画的にこれらをこなしていくかが重要になってきますね。そこで家事大学では「家事スケジュール管理」として、家事を計画的に効率よく進めるスキルも学びます。

さらに家事大学では家事の根底となる感情部分にもフォーカスします。いくら家事の技術が向上し、計画性を身に付けたとしても、そこに“心”がなければ機械がやっているのと同じです。人を喜ばせ、感動させるような家事。それを支えるのは、家事をやっていて“楽しい”“幸せ”と思える心です。これをスキルと呼ぶかどうかはわかりませんが、家事を行うのは紛れもなく人間なので、その原動力になる“家事を楽しめる心”を育てることは必須ではないでしょうか。