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家事の悩み相談室

家事シェアの極意。家族のコミュニケーションも増えるかも?!

がんばる女性を応援し、お客様感動度120%を目指す家事代行のベアーズです。

これを読んでいる方は女性が多いと思います。さらに推測すると家事に悩める女性ではないでしょうか。家事には終わりがなく、そして毎日のことです。いくらがんばって家がキレイになっても、おいしい料理ができても「ありがとう!」「すごい!」とそのつど感謝されることはありません。苦労の甲斐なく誰にも褒められずに完結してしまうよりは、いっそ家族を巻き込んで家事をみんなで楽しんでみませんか?家事を通じてコミュニケーションが増えるかもしれませんよ。

夫と家事シェアするには、こんな方法が効果的!

夫が家事をしない!というのは共通の悩みかと思います。ましてや共働きのご家庭では妻にだけ家事の負担がかかってくるのはフェアでないと考えるのは当然でしょう。夫に家事を手伝ってほしいけど頼みにくい/頼み方がわからないという場合はどうすれば良いのでしょうか。それは発想の転換です。男性はプライドの高い生き物です。命令されたり頼まれたりするのがもともと好きではありません。「~お願い」「~やって」と言われたら、やれるものもやらなくなってしまいます。

そこで“頼む”のではなく“一緒にやろう“と巻き込んで夫婦で同じことを一緒にやってしまうのはどうでしょうか。そこにその家事をやることの明確な理由があれば尚更良いです。「友人が来るからリビングを片付けよう」「蚊が出てきそうだから雑草を抜こう」とか。必要に駆られ明確な理由があると「そうか、じゃ、やらないとな」となります。しかも命令されたわけではないので主体的に楽しんでやるかもしれません。そして家事を一緒にやることで連帯意識が生まれ、家事の問題を共有できるようになれば大成功と言えるのではないでしょうか。

子どもと家事シェアするには、こんな作戦が効果的!

子どもは散らかす達人です。おもちゃ、服、それから学習道具。子どもは遊ぶことに忙しいので片付ける暇はないのです。しかし!それで将来大人になったときに困るのは本人ではないでしょうか。一人暮らしをするにしても結婚するにしても、片付けられないというのは致命的です。パートナーにも去られてしまうかもしれません。大人になった我が子を守るためにも子どもの時の習慣こそ大事なのです。

そこでまたまた巻き込み大作戦です。子どもは好奇心旺盛なので、初めてのことであれば楽しんでやります。例えば普段はやらせてもらえなかった料理。「カレーを作るからジャガイモの皮をむいてもらっていい?」と言われたら、楽しんでやるでしょう。そこに美味しいカレーを食べるという理由(目的)があるからなおのことはりきってやるはず。他にも「小さな子どもが遊びにくるから細かいものはしまっちゃおうか」と言うと、自分の大切なモノを守るためにも片付けるでしょう。このように、子どもに対しても片付けなくてはいけない理由をきちんと伝え、道筋を立ててあげると良いのです。

理由付けが大事。何のためにやるのか、やるとどうなるのか

夫も子どもも、それをやらなくてはならない“理由”があると納得できるものです。ただ漠然とやらされている状態は楽しくも何ともありません。「今やっていることは後のこれに繋がっているんだ」と、家事という行為の広がりを想像し納得の上でやれば、気持ちの入り方も違うと思います。

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夫も子どもも家の中で生活している以上、家事と無関係ではありません。家事とは妻があるいは母がやってくれることではなく、自分も参加すべきことなのです。家事を一緒に考え、共に実践する。そこにそれぞれの家族の個性ややり方が反映され、より豊かな家族の関係が築かれるのではないでしょうか。